歯科衛生士の体制の充実を目指して

 そんなわけで、きちんとした歯周病治療のためにはスタッフ特に歯科衛生士の体制の充実が不可欠でした。 現在もそうですが、当時は非常に歯科衛生士(DH)の確保が難しい時期でした。 何とか最初に来てくれた新卒のDHを自分なりに教育し、またDHもブラッシング指導やスケーリング等のスタイルを一緒に作り上げてくれました。 しかしこのDHも4年くらいで退職、中途から採用したり、新卒を急いで入れたりと、とにかく途切れなかったのが不思議なくらい綱渡りで行なってきました。

 みな各々特長を持って頑張ってくれましたが、特に一時期勤めてくれた経験者のベテラン衛生士は、技術的にも安心して任せられたのみならず、それまでの経験から新しい風を当院に吹き込んでくれ、とても感謝しています。 それにしても様々な理由(ネガティブ、ポジティブそれぞれ)により、なかなか長続きしないのは私の不徳のいたすところでしょうか。

 しばらくはこのように自院の体制を整え、患者さんに歯周病について説明し、ブラッシングの重要性を強調し、根気よく指導をしていくこと、それを定着させていく事が主な仕事であり、またある意味それで精一杯でした。
 以前は治療が一応完了するまで付いて来れず、途中で中断してしまう患者さんが多かったのですが、徐々に減っていきました。 また治療終了後の定期健診への受診率も高くなってきました。 世間一般の歯周病や、予防、健康に対する意識の向上にも多分に負っているとは思いますが、当院の歯周治療に対する取り組みが理解されてきたこと、また多少とも医院の実力がついてきたことの現われだと思っています。

(2007年7月31日)

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