伊勢崎佐波歯科医師会学術講演会

 7月9日(木)午後3時、伊勢崎佐波歯科医師会学術講演会があり参加しました。 この講演会は衛生士も対象だったので、うちではこの週木曜日、土曜日各半日診療とし、当日は皆でランチをしてから聴きに行きました。

 講師の木下先生は母校の歯周病の教室に残った後、現在は歯学部口腔保健学科の教授をされています。 口腔保健学科とは、以前の歯学部付属歯科衛生士学校で、大学の学科となって4年制になっています。 私より数年下の学年ですが、私が在学中に習った歯周病の木下教授の息子さんで、新進気鋭の先生です。 昨年の秋、東京医科歯科大学歯学部同窓会主催のCDE(卒後の講習会)の歯科衛生士のコースに、うちの衛生士を行かせました。

 演題は「歯科医師と歯科衛生士による、チーム医療としての歯周基本治療」ということで、特にSRP(スケーリング・ルートプレーニング)についてその理論から実技、道具にいたるまで具体的に話されました。 歯周基本治療とは、ブラッシング指導、歯石除去、歯面研磨、ルートプレーニング、咬合調整などの非外科的な処置からなり、歯周病のほとんどは基本治療により治癒するといわれています。 外科処置や再生療法などの華やかな(?)治療に比べると地味な部分ですが、最も重要な処置群だといえます。 この多くを担っているのが、歯科衛生士さんたちです。

 木下先生の講演は、とっても的確にポイントを押さえたもので、新しいこともありましたが特に基本的な知識の再認識という意味で非常に良かったと思います。 事前に集めた質問への答えが織り交ぜられた講演でしたが、歯周治療に関してなんとなくモヤモヤとしている部分をとってもシンプルに、クリアに説明していたと思います。

 もっとも、わたくし的には例によって母校の先生の話しであるがゆえに、自らの臨床との比較も含めて違和感なくストンと入って気持ちが良かったのかもしれませんが。 「現実に日常であんな風に治療できるのか」とおっしゃっていた先生がいましたが、私は「やっている」といえます。 また細かい指導を飽きずにやってくれるうちの衛生士と、熱心にブラッシングをしてくれる患者さんに日々感謝、感心しております。

(2009年7月 22日)

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