補綴学会市民フォーラム2011

 11月23日(水、勤労感謝の日)の午後、日本補綴歯科学会関越支部会主催の市民フォーラムを行いました。 会場は高崎駅東口のヤマダ電機LABI1高崎のホール、LABIGate。 群馬県歯科医師会が後援という事で、また実質的には群馬県歯科医学会の役員である宮下先生と私が関越支部会の理事でもあることから、「今年は市民フォーラムを群馬県でやってもらおう」ということで昨年から働きかけ、準備してきたものです。 講師は新潟大学の補綴の魚島勝美教授で、私の大学の同期生であり、これまでも歯科医学会や同窓会でお世話になった(お世話をした?)仲です。 私は座長をやることになりました。

 補綴学会では活動の一環として、一般の方々向けに歯科治療、なかでも補綴治療についての講演会を行うよう、推奨しています。 歯科治療全般に言えることですが、患者さんが治療についてある程度の知識を持ち理解していることが非常に重要です。 セルフケアが必須となる歯周病の治療に関してはもちろんですが、補綴の分野でも補綴物の取り扱いや補綴物の機能、メインテナンスなどに関して、患者さんの協力を得ることが必要です。 さらに言えば、(当院の治療方針にもあるように)歯科治療は口腔の健康を取り戻し、保つための患者さんとわれわれ歯科医療従事者の共同作業なのです。

 ということではありますが、午後12時に集合して会場の準備、講師の魚島教授や教室の人たちが到着して受付を始めましたが、お客さんは全然来ない。 「やめて飯にするか」、などと言っている間に、三々五々集まって来ました。 とはいっても結局20人程度、そのうち半数くらいは歯科関係者という寂しさでした。

  魚島先生の話の内容は、ごくごくまともなものでした。 要するに前述のような考えに基づき、歯科の治療特に補綴治療について説明されました。 私たちには非常に分かりやすくきちんとまとまっていたと思いましたが、会場に来ていた知り合いのおばあさんの感想は、ちょっと難しすぎたようでした。 現に治療している患者さんへの説明さえもわかってもらえるのは難しいのですから、この様に一般他人がみんなわかるようにする説明は困難だと思います。

また、今回はヤマダ電機のチラシにこのホールでの催し物案内が出るということで、その効果に期待していました。 それ以外には県歯科医師会の会員にはA4版1枚のチラシが諸連絡とともに配られただけでした。 残念ながらチラシのこのような講演会では集客効果は殆ど無いことがわかりました。 ちなみに前日に行われた「お笑いライブ」ではほぼ満席だったそうです。 やはり市の広報や新聞の地方面などの硬いところに宣伝しなければダメでした。

(2011年12月9日)

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